【ソイ攻略】初心者でも狙える!釣り方・ポイント・タックル徹底解説

海釣り

ソイは根魚の代表格で、堤防や磯、船釣りなどさまざまなスタイルで狙えるターゲットです。初心者でも比較的簡単に釣れる一方、サイズが大きくなると強い引きが楽しめるため、釣りの醍醐味を味わえます。今回は、ソイ釣りの基本情報から実践的なテクニックまで、詳しく解説していきます!

ソイとは?特徴と生態を知ろう

ソイはハタ科に属する根魚で、主に クロソイ、シマソイ、マゾイ などの種類がいます。北海道から本州北部にかけて生息しており、テトラポットや岩場の陰、海藻周りに潜んでいて夜行性のため夕方から夜にかけての釣りが有効です。種類ごとに特徴があり、釣り方や狙うポイントにも違いがあります。

特徴

  • 口が大きく、エビや小魚を捕食するフィッシュイーター
  • 夜になると活発に動き出す
  • 寒い時期でも釣れるため冬場のターゲットとして人気

釣れる時期
ソイは 一年中釣れる 魚ですが、特に活性が高くなるのは 冬〜春(11月〜4月) の時期です。水温が低くなると岸に寄ってくるため、堤防や港内での釣果が期待できます。

代表的なソイの種類

  • クロソイ:黒っぽい体色で比較的大型になりやすい。引きが強く、ゲーム性が高い。
  • マゾイ:やや淡い色合いで、身が締まっていて食味が良い。刺身や煮付けに最適。
  • シマソイ:体に縞模様があるのが特徴で、比較的浅場で釣れることが多い。
  • オウゴンムラソイ:金色がかった珍しい個体で、個体数が少なく釣れると貴重。

ソイの生態と習性

  • 生息地:防波堤、磯場、テトラ帯、漁港、深場の砂地や岩場
  • 活動時間:夜行性で夕方~夜に活発に動く
  • エサの好み:小魚、甲殻類(エビ・カニ)、イカ、貝類
  • 産卵期:冬~春にかけて(産卵前後で活性が変化)

ソイ釣りのシーズンと時間帯

寒い時期に活性が高くなるソイですが、秋から冬にかけてだけではなく、年間を通して釣れるターゲットなので季節ごとの特性を知っておこう。

季節ごとの攻略法

季節活性釣りやすさポイント
春(3~5月)高い産卵後の回復期でエサを積極的に食う
夏(6~8月)低め水温上昇で深場へ移動しがち
秋(9~11月)中~高越冬準備で活発にエサを捕食
冬(12~2月)高い産卵期で大型が狙える

時間帯別の釣り方

  • 夕マヅメ(16:00~19:00):ソイの活性が上がる時間帯で、初心者にもおすすめ。
  • 夜間(19:00~23:00):大型が狙いやすく、ナイトゲーム向き。
  • 深夜(23:00~3:00):活性が下がることが多いが、潮の流れによっては狙い目。

おすすめのポイントと狙い方

ソイは根魚なので、障害物の多い場所を狙うのが基本です。釣果の上がりやすいポイントを知ることも大切ですね!

陸からのポイント

  • 防波堤周辺:岸壁沿いを丹念に探る。
  • 磯場:潮通しの良いエリアで、大型が期待できる。
  • テトラ帯:根掛かり対策をしつつ攻める。
  • 漁港のスロープ周辺:エサが集まりやすい。

船釣りのポイント

  • 深場の岩礁帯:水深20m以上のポイントで大型狙い。
  • 海底が変化している場所:起伏があるエリアはソイが潜みやすい。

ソイ釣りの仕掛けとタックル

ソイ釣りは ルアー釣り・エサ釣り のどちらでも楽しめます。よく行く釣り場ではルアーとエサどちらで釣果が上がっているか調べてみよう。

ルアー釣り(ワーム)

初心者でも簡単に始められる ワーム釣り が人気です。

必要なタックル

  • ロッド:7〜8ftのライトゲームロッド or メバリングロッド
  • リール:2000〜2500番のスピニングリール
  • ライン:PE0.6〜1号 + フロロカーボンリーダー 8〜12lb
  • ルアー:2〜3インチのワーム + ジグヘッド(5〜10g)

アクションのコツ

  • ボトムを取る → ワームをしっかり沈める
  • リフト&フォール → 軽くしゃくってフォールで喰わせる
  • スローリトリーブ → ゆっくり巻いて食わせる

エサ釣り(ブラクリ仕掛け)

根魚狙いの定番である ブラクリ仕掛け も有効です。

必要なタックル

  • ロッド:5〜7ftの短めのロッド(穴釣りならコンパクトロッド)
  • リール:小型スピニング or ベイトリール
  • ライン:ナイロンorフロロ3〜5号
  • 仕掛け:ブラクリ3〜10号 + エサ(エビ、イソメ、魚の切り身)

エサ釣りのコツ

  • 障害物の隙間を狙う → テトラの隙間や岸壁際に落とす
  • アタリが来たら即アワセ → モタモタすると根に潜られる
  • 夜釣りなら青イソメが◎ → 集魚力が高く、食いが良い

有効なルアーと仕掛けまとめ

タイプ特徴使い方
ジグヘッド+ワームナチュラルな動きゆっくり巻く or リフト&フォール
メタルジグ(10~30g)広範囲を探れるボトムを叩くように操作
ブラクリ仕掛け+エサ初心者向けちょい投げで狙う
テキサスリグ根掛かりしにくいボトムバンプで誘う

釣果アップのコツ

ボトムを意識する

ソイは基本的に底付近で捕食するためルアーやエサを海底にしっかり届ける。

夜釣りが狙い目
ソイは夜になると活発になるため、 夕マヅメ〜夜間 がベストタイム。常夜灯周りやストラクチャーの陰を丁寧に攻めましょう。

リフト&フォールで誘う:ただ巻きより効果的。変化を付けてソイにアピールしよう。

潮の流れを読む:ソイは潮に乗って移動する。

ワームのカラーを使い分ける

  • クリア系:透明度が高い場所
  • グロー系:夜釣りや濁りがある時
  • ブラック・ダーク系:シルエットを強調

アワセは素早く
ソイはエサやルアーを一気に吸い込むことが多いですが、飲み込まれると針外しが難しくなるため、 違和感を感じたらすぐにアワセる のがコツです。


まとめ

ソイ釣りのポイント
✅ 冬〜春が釣りやすい時期
✅ 根の周りや障害物が多い場所を狙う
✅ ルアー釣りならワーム、エサ釣りならブラクリが効果的
✅ 夜釣りが狙い目で、アワセは素早く

ソイ釣りは初心者でも簡単にチャレンジできる一方で、大物を狙う楽しさもある奥深い釣りです。特に 夜釣りやルアーゲーム では、戦略次第でサイズアップも狙えます。これまで紹介した内容を意識するだけで釣果も上がりやすくなります。刺身や煮付けなど食べても非常に美味しい魚なので是非チャレンジしてみてくださいね。

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