【マメイカシーズン到来!】釣れる場所・時期・ルアーを総まとめ!

海釣り

春から初夏、そして秋にかけて日本各地の堤防や港をにぎわせる人気ターゲット「マメイカ」。正式名称は「ヒイカ」ですが、その小さな体と手軽な釣り方から「マメイカ」と呼ばれ、多くのアングラーに親しまれています。この記事では、マメイカ釣りのシーズン・ポイント・ルアー選び・釣り方のコツまでを網羅的に解説します。初心者でもすぐに実践できる情報満載ですので、ぜひ参考にしてください。


1. マメイカとは?特徴と魅力

マメイカ(ヒイカ)は、日本沿岸に広く分布する小型のイカで、体長は10〜15cm程度。最大でも20cmに達しないコンパクトなサイズです。体が透き通っており、釣り上げた直後はキラキラと美しく、食味も良好で、刺身・煮付け・唐揚げなどさまざまな料理で楽しめます。

マメイカの魅力

  • 手軽に釣れる:港や堤防などから狙えるため、初心者でも取り組みやすい。
  • ナイトゲームが熱い:夜行性のため、夕マズメから夜にかけて活性が上がる。
  • 数釣りが可能:群れに当たれば連発も。
  • 食べて美味しい:鮮度抜群で甘味のある身は絶品。

2. マメイカの釣れる時期(シーズン)

マメイカは一年を通じて見られるものの、釣りやすいのは「春」と「晩秋~初冬」の2つのシーズンです。

春(5月〜6月)

水温が上昇する春は、マメイカの群れが産卵のために沿岸に寄ってくる時期です。北海道から関東まで広範囲で釣果が期待でき、日中の釣果も安定します。

秋〜初冬(10月〜12月)

水温が下がりすぎる前の晩秋〜初冬は、マメイカが再び沿岸近くに回遊してきます。この時期はナイトゲームがメイン。夜の港(常夜灯など)に集まるイカをライトエギングやスッテ釣りで狙います。


3. マメイカが釣れる場所

港湾部・堤防

マメイカは沿岸性が強いため、漁港や堤防から簡単に狙えます。特に常夜灯がある場所はイカが集まりやすくおススメのポイントです。

砂地のシャロー(浅場)

産卵時期の春は、浅い砂地や海藻のある場所にも多く見られます。ウェーディングで狙うスタイルも人気です。

具体的な人気ポイント(地域別)

  • 北海道:小樽港、石狩湾新港、函館港
  • 東北:青森・八戸港、秋田港
  • 関東:横須賀、三浦半島、千葉県内房の港湾部
  • 関西:淡路島、和歌山の漁港、泉南方面
  • 北陸:富山湾の漁港(ホタルイカに混じって狙える)

4. ルアー(エギ・スッテ)の選び方

マメイカは小型なので、使用するルアーもそれに見合ったサイズとアクションが重要です。

エギの選び方

  • サイズ:1.5号〜1.8号が基本。とにかく小さめを選ぶ。
  • カラー:常夜灯の下ではピンク、オレンジ、グロー系が定番。
  • タイプ:スローシンキングがおすすめ。マメイカはフォール中にエギを抱くことが多いため。

スッテの活用

  • スッテ(イカ針にカラフルな布を巻いたもの)はマメイカ釣りに特化したアイテムで、餌を使わない「擬似餌釣り」に最適。
  • 1.5号以下のスッテを数個連結する「胴付き仕掛け」も有効。

おすすめルアーブランド

  • ヤマシタ「ナオリーシリーズ」
  • ダイワ「エメラルダス イカメタルスッテ」
  • DUEL「EZ-Q キャスト小型モデル」
  • オーナーばり「Draw4」

5. タックル(道具)セッティング

ロッド

  • 長さ:6〜8フィート
  • アクション:UL〜Lクラスのライトゲームロッド、アジング・メバリング兼用でもOK
  • ティップ:ソリッドティップの方が小さなアタリを取りやすい

リール

  • 小型スピニングリール(1000〜2500番)
  • ラインはPE0.2〜0.4号+フロロカーボンリーダー0.8〜1.5号を組み合わせる

6. 釣り方の基本とテクニック

キャスト&フォール主体

マメイカはフォール中のルアーを抱くことが多いため、次のようなアクションが有効です:

  1. キャストしてボトム(底)を取る
  2. 軽く2〜3回シャクリを入れてルアーを動かす
  3. テンションフォールでアタリを待つ
  4. 違和感があれば即合わせ!

ドリフト釣法

潮にルアーを乗せて自然に流しながら誘う方法。夜の常夜灯周辺で効果的です。


7. ナイトゲームの攻略法

マメイカは夜行性のため、夜釣りが非常に有利です。特に重要なのは「常夜灯」の存在。

ポイント選びのコツ

  • 常夜灯下にプランクトンが集まり、小魚やマメイカも集まる
  • 外灯から伸びる「明暗の境目」には特に警戒心の強い個体が潜んでいる

ライトの工夫

  • ヘッドライトは赤色モードに切り替えるとイカへの警戒心が減る
  • 自前で集魚灯を用意して足元を照らすアングラーも多い

8. マメイカ釣りの注意点とマナー

  • ライトの扱い:他の釣り人の視界を遮るような強力なライト使用はNG
  • 釣り場の清掃:イカスミで汚れた場所は水で流して帰るのがマナー
  • 釣りすぎ注意:資源保護の観点からも、必要な分だけ持ち帰る

9. マメイカ料理の楽しみ方

釣って楽しく、食べて美味しいのがマメイカ釣りの醍醐味。

おすすめ料理

  • 刺身:透明で甘みのある身を楽しめるのは釣り人の特権
  • 唐揚げ:小さなサイズでもしっかり旨味が凝縮
  • 煮付け:内臓ごと煮ると旨味が染み出す絶品料理に
  • 沖漬け:釣れた直後にタレに漬け込むだけで酒の肴に

10. まとめ:今こそマメイカ釣りに挑戦しよう!

マメイカ釣りは、ライトタックルで臨めて、手軽に楽しめる、まさに「釣りの入り口」として最適なターゲットです。家族や初心者でも楽しめるうえ、ベテランアングラーにも奥深さを感じさせてくれる奥の深い釣りです。2025年のマメイカシーズンはもう始まっています。あなたも堤防にロッドを持って出かけてみてはいかがでしょうか?

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